注意点
このページは、dotnet/runtimeリポジトリにマージされたPull Requestを自動的に収集し、その内容をAIが要約した内容を表示しています。そのため、必ずしも正確な要約ではない場合があります。
目次
- #125548 Fix wasm Playwright TargetClosedException caused by wrong Helix queue
- #125546 Fix gssapi headers on OpenBSD
- #125426 cDAC: Implement ISOSDacInterface::GetRCWData
- #125419 [main] Source code updates from dotnet/dotnet
- #125364 Exclude noisy crypto rules from the repo's CodeQL runs
- #125294 Fix some CMake definitions on OpenBSD
- #124920 Convert constructor invocations from the runtime to use UnmanagedCallersOnly
#125548 Fix wasm Playwright TargetClosedException caused by wrong Helix queue
- 作成者: @lewing
- 作成日時: 2026年03月14日 01:46:04(UTC)
- マージ日時: 2026年03月14日 15:20:57(UTC)
- ラベル: area-Infrastructure-mono
概要
Wasm Playwright ブラウザテストの間欠的な TargetClosedException 失敗を修正します。内部ビルドではAndroidキューが誤ってすべてのプラットフォームに適用されていた(特に browser_wasm)ため、Chrome 共有ライブラリ依存関係がないベアメタルマシンでテストが実行されていました。また、メモリ不足によるChrome クラッシュに対する耐性も不足していました。
変更内容
eng/pipelines/libraries/helix-queues-setup.yml
Android キュー選択条件を修正。or条件からand条件に変更し、Android/bionic プラットフォームにのみAndroid キューを適用。内部ビルドであっても非Android プラットフォーム(例:browser_wasm)には適用されなくなります。src/mono/wasm/Wasm.Build.Tests/BrowserRunner.csCheckBrowserDependencies()追加:Linux上でlddを使用してChrome共有ライブラリの欠損を起動前に検出し、明確なエラーメッセージを提供SpawnBrowserAsyncでのリトライ対象にPlaywrightExceptionを追加(従来はTimeoutExceptionのみ)RunAsyncにセッションレベルのリトライを追加:ブラウザ起動からGotoAsyncナビゲーションまでの全プロセスをリトライ対象にし、ナビゲーション中のChrome クラッシュから復旧可能に- ブラウザ起動リトライ失敗時に
lastExceptionをInnerExceptionとして保持
パフォーマンスへの影響
影響なし。変更はテスト実行の可靠性向上が主目的で、パフォーマンス(メモリ、実行速度、スループット)への負の影響はありません。リトライロジックは既存の例外処理をカバーする形で拡張されています。
関連Issue
その他
提供された情報に基づき、以下のような問題が修正されました:
内部ビルド失敗(100% 再現可能):Androidキュー条件の不備により、wasm テストがChrome システム依存関係のないベアメタルマシンで実行されていました。
公開ビルド失敗(間欠的):xunit のデフォルト並列実行により複数の Chrome インスタンスと
wasm-optビルドが同時実行され、Dockerコンテナのメモリが枯渇。Chrome はGotoAsyncナビゲーション中にOOM-killされていました。セッションレベルリトライにより、フレッシュなブラウザインスタンスで回復可能になります。
#125546 Fix gssapi headers on OpenBSD
- 作成者: @sethjackson
- 作成日時: 2026年03月14日 01:28:27(UTC)
- マージ日時: 2026年03月14日 09:05:16(UTC)
- ラベル: area-Infrastructure community-contribution os-openbsd
概要
OpenBSD環境でGSSAPI(Generic Security Service Application Program Interface)ヘッダーが見つからないコンパイルエラーを修正するものです。configure.cmakeにinclude_directoriesを追加することで、#include <gssapi/gssapi.h>がコンパイラに正しく解決されるようにします。
変更内容
- src/native/libs/configure.cmake: GSSAPI関連のインクルードディレクトリ設定を追加(+2行、-3行)
パフォーマンスへの影響
影響なし
関連Issue
その他
OpenBSD固有のビルド設定修正です。ネイティブライブラリのコンパイル段階に影響する変更です。
#125426 cDAC: Implement ISOSDacInterface::GetRCWData
- 作成者: @Copilot
- 作成日時: 2026年03月11日 04:36:03(UTC)
- マージ日時: 2026年03月14日 01:45:18(UTC)
- ラベル: area-Diagnostics-coreclr
概要
RCW(Runtime Callable Wrapper)データ取得機能を cDAC(Compact Diagnostic Access Component)の ISOSDacInterface::GetRCWData として実装します。RCW フラグのデコード機能と切断検出を含み、ダンプテストと単体テストを追加して RCW データおよびインターフェースキャッシュ動作を検証します。
変更内容
- BuiltInCOM_1.cs: RCW フラグ列挙型を追加し、
GetRCWDataを実装(切断検出を含む) - IBuiltInCOM.cs:
RCWData型を導入し、GetRCWDataメソッドをコントラクトインターフェースに追加 - RCW.cs:
GetRCWDataで使用される追加フィールドを読み込むようにデータモデルを拡張 - CtxEntry.cs: RCW 切断検出をサポートするため
CtxCookieを追加 - SOSDacImpl.cs: cDAC
BuiltInCOMを使用してISOSDacInterface.GetRCWDataを実装 - ISOSDacInterface.cs:
DacpRCWData構造体を追加し、GetRCWDataシグネチャを更新 - BuiltInCOMTests.cs:
GetRCWDataおよび切断シナリオをカバーする単体テストを追加 - RCWDumpTests.cs: RCW インターフェースと
GetRCWData動作の検証用ダンプテストを新規追加 - RCW デバッグ対象プログラム: 通常および含有 RCW を作成し、ダンプ検出用にピン留めするよう拡張
- native VM ヘッダー:
runtimecallablewrapper.hとcomcache.hに cDAC フィールドオフセットを追加
パフォーマンスへの影響
影響なし
関連Issue
なし
その他
本変更は内部実装(cDAC コントラクト層)の拡張であり、公開 API への変更はありません。RCW フラグエンコーディングへの依存関係がドキュメント化されています。
#125419 [main] Source code updates from dotnet/dotnet
- 作成者: @dotnet-maestro[bot]
- 作成日時: 2026年03月10日 22:28:07(UTC)
- マージ日時: 2026年03月14日 09:09:50(UTC)
- ラベル: linkable-framework area-codeflow
概要
dotnet/dotnetからのコードフロー更新PR。VMR(Virtual Monolithic Repository)から複数のリポジトリのソースコード更新と依存関係の更新をまとめたものです。コンパイラ、ビルドツール、ランタイムコンポーネントなど幅広いNuGetパッケージが更新されています。
変更内容
- バージョン管理ファイル更新:
eng/Version.Details.propsとeng/Version.Details.xmlの更新 - ビルド構成の変更:
eng/Signing.propsとeng/Subsets.propsの修正 - Renovateワークフロー導入: 新しい
renovate.ymlテンプレートとrenovate.env設定ファイルの追加 - ビルド パイプライン調整:
source-index-stage1.yml、post-build.yml、publish-logs.ymlの更新 - プロジェクトファイルの簡素化:
pretest.projとsfx-finish.projの依存関係削除
主要な依存関係更新:
- Microsoft.CodeAnalysis系: 5.6.0-2.26152.106 → 5.6.0-2.26163.109
- NuGet.* パッケージ: 7.5.0-rc.15306 → 7.6.0-rc.16409
- Microsoft.DotNet.Arcade.Sdk: 11.0.0-beta.26152.106 → 11.0.0-beta.26163.109
- ランタイムコンポーネント: Mono LLVM, JIT Tools, Wasmランタイムなど複数プラットフォーム対応版の更新
パフォーマンスへの影響
影響なし
関連Issue
なし
その他
- このPRは自動生成されたコードフロー更新です(dotnet-maestrobot作成)
- 関連する複数のリポジトリ(arcade、aspnetcore、efcore、fsharp、msbuild、nuget.client、roslyn、sdk、winformsなど)での変更を統合しています
- Renovateワークフロー機構の新規導入により、今後の依存関係管理が自動化されます
#125364 Exclude noisy crypto rules from the repo's CodeQL runs
- 作成者: @GrabYourPitchforks
- 作成日時: 2026年03月10日 05:10:21(UTC)
- マージ日時: 2026年03月14日 00:22:23(UTC)
- ラベル: area-CodeGen-coreclr
概要
CodeQLの暗号化関連ルールの実行範囲を調整し、暗号実装とinteropコード自体では無効化する一方、暗号消費者向けのアラートは維持するように設定を更新しました。暗号実装コードに対する不要なルール適用を排除し、ノイズを軽減します。
変更内容
.CodeQL.yml: 暗号関連のCodeQLルール除外設定を追加(+24行)- 暗号実装およびinteropパスに対する複数の暗号関連ルールの除外を設定
- 暗号実装コード以外(消費者コード)では引き続きルールを有効に保持
パフォーマンスへの影響
影響なし(CodeQL分析時のノイズ削減により、実質的な分析効率は向上するが、ランタイムパフォーマンスへの影響はなし)
関連Issue
なし
その他
暗号実装やinteropコードに対してCodeQL警告ルールを一律適用するのではなく、ルールの適用対象を明確に区分することで、CI/CDパイプラインでの有効な警告に集中できるようになります。
#125294 Fix some CMake definitions on OpenBSD
- 作成者: @sethjackson
- 作成日時: 2026年03月07日 20:04:45(UTC)
- マージ日時: 2026年03月14日 22:52:21(UTC)
- ラベル: area-PAL-coreclr community-contribution os-openbsd
概要
OpenBSD上のCMakeビルド定義の修正。特定の機能検出マクロに必要なヘッダーファイルのインクルードを追加しています。HAVE_STATFS_FSTYPENAME、HAVE_MNTINFO、HAVE_GETPEEREIDの定義時に、それぞれsys/types.hとsys/socket.h(HAVE_GETPEEREIDの場合)が必要です。
変更内容
- src/coreclr/gc/unix/configure.cmake:
sys/types.hのインクルード追加(1行変更) - src/coreclr/pal/src/configure.cmake:
sys/types.hのインクルード追加(1行変更) - src/native/libs/configure.cmake:
sys/types.hとsys/socket.hのインクルード追加(2行変更)
これらの変更はOpenBSD固有のビルド構成に関するもので、機能検出時のヘッダー依存関係を正確に解決します。
パフォーマンスへの影響
影響なし
関連Issue
その他
OpenBSD環境でのビルド失敗に対応する修正です。これは前回の修正(#124992)の追加対応となります。
#124920 Convert constructor invocations from the runtime to use UnmanagedCallersOnly
- 作成者: @jkoritzinsky
- 作成日時: 2026年02月26日 19:20:34(UTC)
- マージ日時: 2026年03月14日 04:01:15(UTC)
- ラベル: area-VM-coreclr
概要
ランタイム内のコンストラクタ呼び出しをUnmanagedCallersOnlyパターンに移行するPRです。クラスコンストラクタ(.cctor)とデフォルトインスタンスコンストラクタの呼び出しを、VM-to-Managed逆P/Invokeパターンで実装し直します。これにより、CATCH_HANDLER_FOUND_NOTIFICATION_CALLSITEとPREPARE_NONVIRTUAL_CALLSITE_USING_METHODDESCの不要なインフラが削除されます。
変更内容
- methodtable.cpp:
MethodTable::RunClassInitExをUnmanagedCallersOnlyCallerを使用したパスに変更 - RuntimeHelpers.CoreCLR.cs: デフォルトコンストラクタ呼び出し用の
[UnmanagedCallersOnly]メソッドCallDefaultConstructorを追加 - InitHelpers.cs: クラスコンストラクタ呼び出し用の
[UnmanagedCallersOnly]メソッドCallClassConstructorを追加 - corelib.h: CoreLibバインダーエントリを新規メソッドに対応
- callhelpers.h/cpp: デバッガ通知フラグ関連コードを削除し、UnmanagedCallersOnlyパターン対応に切り替え
- cominterfacemarshaler.cpp: RCWデフォルトコンストラクタ呼び出しをUnmanagedCallersOnlyパスに切り替え
- excep.cpp/excep.h: 不要な例外処理ロジック削除
- wasm/callhelpers-reverse.cpp: WebAssembly向けのUnmanagedCallersOnlyサポート追加
パフォーマンスへの影響
影響なし(InfrastructureRefactoring)
関連Issue
その他
このPRは#123864での確立されたUnmanagedCallersOnlyパターンの継続的な移行の一部です。内部実装の変更で、公開APIへの影響はありません。